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コクソン ネタバレ含んでます

国村隼が出ているのは知っていたけど

刑事もののハードボイルだと思っていて

 

見る予定ではなかったけれど、時間的にタイミング良く見れる映画がコクソンで

だから前情報がなく見たけれど、それが良かったのか?

期待を裏切られる映画でした(いい意味で)

 

途中からドキドキがとまらず

何が怖いんだろう?って思いながら見るんだけど

それが何かわからないんだよね

だって、ふんどし姿の裸で国村隼が鹿の生肉を食べるっておかしすぎるでしょ

それが赤い目をしてた人間の姿だとしても

 

それに、それを目撃した漢方薬屋の男の人は殺されてない

主人公のジョングにしても、火事の焼け跡で見た、ふんどし姿の国村隼に殺されたわけではない

でも、私のドキドキが止まらないのです

 

ジョングの勝手な行動も、つっこみどころが満載で、ホラーあるあるだな~

と冷めるはずなのに、私の心の奥の底でドキドキするのです

 

それと同時進行して、ジョングのかわいい娘が別の人格になっていく・・

個人的には、この女の子に何かの賞をあげたいくらい、女の子の変わっていく人格が凄かった!!

 

映画は笑いから始まって

終わりは答えの出ない結末へ

 

もうね~終わった後に、ずっとこの映画が頭の中でグルグルしちゃって

思わず、白い女(目撃者)を検索しちゃったわよ

たぶんここへ辿り着いた人も、自分なりの結末を模索してるのではないのかな?

 

よそ者、祈祷師、白い女(目撃者)

だれが善で、だれが悪で

疑え。惑わされるな。の映画文句に全て込められている

よくできたキャッチコピーだ。

 

で、グルグル考えて、検索してみんなの考えをふまえた結果

私なりの答えの出ない思いなのだけど

よそ者、祈祷師は人間なんだよね

そして悪霊と呼ばれるなにかか人にとりつく

そういえばジョングが「生きている人間が悪霊になるのですか?」って祈祷師に聞いてたな

う~ん。話が脱線しそう・・

 

 

恐れるなにかが悪霊を生み出す

漢方薬屋の主人は、証拠は?と聞かれて「あれから鹿狩りに行ってない!」と空っぽの冷凍庫を見せる。腕を見せるも、噛まれた後ではなくて「これを話しているだけでも鳥肌が!」と、証拠になりそうもない証拠を見せる。

・ジョングも恐れていたからこそ、理性を忘れて自分の感情の赴くままに行動してしまう。大切な娘のことだから、冷静な判断ができずに動いてしまう。

 

祈祷師は「餌を飲み込んでしまったな」と雨空にジョングを思い、何度も携帯に電話をかける。

何かを伝えようとしていたんだよね(ジョングには祈祷師から何度も着信履歴が!)

祈祷師は何を伝えようとしてたの~!!

そして、ジョングの家に着いた祈祷師は家に入ることなく鼻血とすごい嘔吐をくり返す。そこには白い女(目撃者)が家の中に入らせまいと眺めてる

 

私は祈祷師があそこまでは普通の(お金儲けをする?祈祷師)人間だったと思うのよね

あの後いそいで自分の家に帰り、荷物をまとめてソウルに逃げようとする

家に帰り着いてロウソクに火をつけて襲われたよね!?

誰に襲われたのか?なのよ、それまでは普通のチャラけた?祈祷師だったのに

急に恐怖を感じてソウルに逃げようとした

ジョングからの電話にも出ず、関わりをさけるように逃げた

フロントガラスに落ちてくる、不気味な物体も、実際はない(車から出てきて落ちてくるものを手で遮ろうとしていたけど、そこには何もなかったと思う・・)

やっぱりここにも、恐れるなにかが悪霊を生み出す

ではないでしょうか~!!?

 

その後に、逃げていたはずの祈祷師はジョングに電話をし、惑わせて?

朝方ジョングの家に着き、放心状態のジョングをカメラに収める

 

祈祷師の車の後ろにあった写真の箱、あれはよそ者の家に立ち寄って取りに行ったものではないのか?と思っていたんだけど(だって、ジョングの家に着くまでえらく時間がかかってた気がするもの。となると、よそ者はやっぱり善ではないのか?)

う~ん。結局答えはでないのよ。

 

誰が善で誰が悪なんかは必要でないのかも

 

目撃者、白い女の人は人間ではないだろうな、と思っていたんだけど

結局ジョングを引き留めて「鳥が3回鳴く前に家に戻ると家族殺しがおこる」と言いながら

結局その間に、娘が家でおかしな行動をしてしまうんだもの。

ちょっと前までは病院で落ち着いて

家に帰っていた娘を連れだしたのは、白い女の人(惑わす人?)

それとも、おそれ怒れるあまりに、崖から国村隼を落としたのがやっぱりきっかけなのか?ジョング自身が餌を飲み込んで悪魔になってしまったのか?

 

たぶん、そのもっと以前から誰かが言っていたように

不法侵入して、よそ者の飼い犬を殺してしまって

よそ者を悪魔にしたのはジョングなのよね(よそ者が普通の人間だったと仮定して、挑発したのは主人公ジョングなんだよね)

 

あの時に「何を話しても信じないだろう」って、よそ者が言ったとき

ちゃんと話を聞くべきだったんだよ。

 

ここまで書いてやっぱり答えはでないけど

まだ映画の事をグルグル考えちゃうけど

 

私の出した結論は

恐れるのではなく話を聞くこと

コミュニケーションをとることは大事なんだと思った

 

ちなみに、日本語をしゃべる神父の助手イサン

最後までいい人に思えたけど

でも、やっぱり彼も赤い目をしたよそ者を見てしまう。

私の中では、赤い目をしたよそ者は、恐怖心が引き起こす幻だと思ってるのですけどどうでしょう?

カメラに収められちゃったけど

だって、漢方薬屋の人も主人公ジョングもそのあとにすぐ殺されたわけではないでしょう~?

ってやっぱり答えはでないのよね

 

コクソン、いろいろ深く考えさせられる映画でした☆

 

答えを求めないと思いつつ

やっぱりどんな意図で映画が作られたのか検索しまくってしまい(汗)

監督が日本に来られた時の対談を見つけてしまいました。

moviche.com

 

忘れようとしてたのに、もう必死!笑

でも、白い女性の人が神のような存在ということで

すっきり答え合わせができたような。。

 

心が強い時に、もう一度見たい映画です。